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ちゃーりーの「どっからでもかかってきなさい」

ジャイアンだとしても、映画版です

荒木飛呂彦の漫画術

物語のシナリオで、いちばん冷めてしまうのは、登場人物の気持ちをトレースできないとき。特に、行動の動機が分からないとき。置いてけぼりになって、もういいかな、と思ってしまう。例えばいまのやつは、家族か夢か、という対立構造がよく出てくるんだけど、このふたつは必ずしも対立しないと思ってしまい、共感できない。父親が夢を追いすぎて娘が夢を嫌いになる、というのもここから来ているけど、父親を嫌いになるなら分かるけど、夢全般を嫌いになる、というのはどうしても理解ができない。

ばあちゃんみたいなひとがいなくなってケーキ作れない!とど焦りするんだけど、2-3分で主人公がこれを解決して、しかも皆特に驚かない。だったらそもそもど焦りしないんじゃない?と思ってしまう。そうなるとやはり、共感度がどんどん下がってしまう。

以前のドラマで、開業したいんだけどお金がー、みたいなエピソードで、いきなり父ちゃんがこれを解決してしまった。こういうのも、そりゃないやろー、と、共感度が下がってしまう。

みたいなことの背後にあるメカニズムをすっと理解させてくれたのが、JOJOの荒木先生のハウツー本、「荒木飛呂彦の漫画術」。こないだ買って、いっきに読んだ。こじつけではなしに研究に通じるところがたくさんあった。おすすめです。