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ちゃーりーの「どっからでもかかってきなさい」

ジャイアンだとしても、映画版です

YMW

日常

今日は日曜日。平常通り朝からラボって、昼前に帰ってきた。目の前に積み重なっていく実験があまりにも多くなってきていて、うげ、と思わなくもないけど、楽しいと言えば楽しい。うげ、と思わなくもないけど。思うけど。

 

僕はかなり慎重に思考するほうなのだと思う。即断即決するようなタイプではない。昔からのんびりしたところがあるので、しょうがない。プロジェクトをやっているからといって、他のいろいろを見ずしてこれがいちばん面白い、なんて思えないようなところがある。これによって、自信がなさそうに見えたり、ふらふらしているように見えるかもしれない。物事に対する興味も、いろいろあって、やりながら選抜していくようなところがある気がする。僕はそういうふうに出来ている。ちなみに、即断即決モードにもなれる。きちんと意識すれば。

 

よく考えてみたら、かなりベーシックなところからもう少しトランスレーショナル"寄り"なところにきてすぐに、相場観を身に付け、面白いところをずばっとツモるようなことができるわけもなかったのかもしれない。新しいことを勉強しながら、やってみて、なんだ、つまらないじゃないか、と思ってみたり、つまらないと思っていたけどやってみたら面白かったり、そんなことをずっと続けているけれど、最近になってようやく、何かがかたちになってきているのかもしれない。データの量とかいう問題ではなくて、何かがかたちになってきた。僕は面白いことをやっている/やろうとしている、という気持ちが、芯に染みてきたんだと思う。

 

YMW。Yatte Minakerya Wakaranai。やっぱりやってみないと分からないことはたくさんあるのだ。最近起こっていることは至ってシンプル。マウスを作って、交配スキームを考えて、交配した。それに伴って、マウスの話をたくさんするようになって、マウス遺伝学にものすごく興味が出てきた。たったそれだけのことで、インスピレーションというのが湧き始めるものだ。効率のよさそうな方法を一生懸命考えるし、これをこんなふうにやったら面白いかも、という可能性の可能性が頭に出てくる。これはとても楽しい。最近はねずみなウェブページに釘付けだ。YMWは、向き不向きに関しても言えることだと思う。僕は実は数学の天才かもしれない。YMWは僕のオリジナルではない。出典はこちら(http://ncrnablog.blogspot.com/2010/04/ymw.html)。ちょっと別のYMWの話だったかしら。

 

ちなみにマウス実験は、すごく気が長い感じがする。でもこれはもとよりモレキュラーよりの僕にはあまり問題にならない。ベンチワークやインフォワークはたくさんあるので、待っていてひま、ということは少なくともないもん。マウスのことを考えていると、カイコを思い出すなあ。あんまりちゃんとやらなかったけど、僕がいたころはゲノムがよくなってきたときで、ポジクロ/遺伝学全盛だった。

 

またどうせしんどいことがどんつか出てくるんだと思うけど、学問することの楽しさとか、そういう気持ちを忘れないで、というか忘れてもちゃんと思い出しながら、やっていきたいと思った次第。しかし、先々を考えて興奮しまくっていてもしょうがない。目の前にも集中だ。